エルメス、グッチ... 春に大人が選ぶべき人気ハイブランドの「トートバッグ」5選
大容量で使いやすく、幅広い着こなしにマッチするトートバッグ。ここでピックアップしたハイブランドの5型のアイテムなら、春先の着こなしを大きく格上げしてくれること間違いなしだ。 【写真】エルメス、グッチ... 春に大人が選ぶべき人気ハイブランドのバッグをもっと見る
HERMÈS|BAG BOLIDE
初めてファスナーを採用したバッグとして有名な《ボリード》。車の円形トランクに収まるフォルムで考案され、1923年の誕生以来、多様なサイズやカラー、ときにユニークなアイデアで展開されてきた。この春は、取り外しできるバンドリエールが付いた新作がメンズバッグに登場。カジュアルなストライプのバンドリエールは、ハンドルとバッグ背面のバックルに縦に付けるユニークな仕様。ショルダーやクロスボディスタイルで持つことが可能だ。
GUCCI|CANVAS TOTE BAG
ブランドの伝統を象徴するグリーン・レッド・グリーン配色のウェブ ストライプが目を引く。2024年春夏の新作バッグの中でもルックス、使いやすさとも大好評を博しているのがこのキャンバストート。“GUCCI MADE IN ITALY”の文字が大胆にあしらわれているが、ボディへのエンボス加工のため主張せず、ほどよいアクセントに。トリムに実用性を兼ねたウェブ ストライプのコーティングが施されているのもスタイリッシュだ。
TOD’S|TOD’S Di BAG LEATHER TOTE BAG
1997年にバッグラインを始動したトッズ。その年に発売されたトートバッグを故ダイアナ妃が愛用したことから、「トッズ D バッグ」と名付けられた。その後、数々の変遷を経て、2022年に当時のクリエイティブ・ディレクターのヴァルター・キアッポーニが再解釈を試み、「トッズ Di バッグ」としてウィメンズコレクションで発表。たちまちアイコンバッグとしてヒットし、バリエーションを増やしてきた。今シーズン、メンズのトートバッグが追加されたのはうれしいニュース。
BOTTEGA VENETA|LARGE CABAT
「カバ」はオーセンティックなイントレチャートの船型トートバッグ。誇り高き職人がレザーの平紐(フェットゥーチェ)を2日かけて手仕事で編み上げていくという、ボッテガ・ヴェネタのクラフツマンシップの象徴だ。2001年に登場して以来、「いつかはカバ」という憧れの存在に。その後イントレチャートの多様化を経て、2022年に新たなバリエーションで復活した。ラムスキンならではのやわらかさで、使い始めから手になじむ感覚が得られる。
VALENTINO GARAVANI|TOILE ICONOGRAPHE WOOL REVERSIBLE TOTE BAG
カジュアルでありながらエレガントなテーラリングスタイルにも合う、そんなトートバッグが新作でお目見え。ロゴと「トワル イコノグラフ」のリバーシブル仕様で、どちらの面もウールのボディにカーフスキンのレザーディテールが品格を添え、ラグジュアリーなムード。取り外し可能なショルダーストラップ、単体でも使えるポケット代わりのレザーポーチが付属するのも秀逸だ。