<葬送のフリーレン>フェルンの「フリーレン様… …恥ずかしいです…」のセリフに視聴者悶絶! これに直面したフリーレンは?
「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第17話「じゃあ元気で」が1月5日に放送された。フリーレンたちと別の土地を目指すこととなったザイン。両者は各々の目的に向けて歩き出す。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】フリーレンたちと旅を続けるか悩み始めるザイン(CV.中村悠一) ■旅の仲間・ザインとの別れ フリーレン(CV.種崎敦美)一行は、ザイン(CV.中村悠一)が再会を熱望する親友・戦士ゴリラがテューアに向かったという情報を掴む。テューアは一行が目指すオイサーストとは逆方向。ザインは単身テューアに向かうか、フリーレンたちとともにオイサーストに向かうか悩み始める。その様子を見た一行はそのまま宿を取ることに。そして、ザインに翌日結論を出すよう提案した。 翌日、フリーレンたちが目を覚ますと外は猛吹雪となっていた。集落の住人から遠出を避けるようアドバイスを受けた4人は、天候が安定するまでの1ヶ月間をともに過ごすことになる。その生活のなかでフリーレンとザインはともに歩んだ旅路を振り返り、思い出話に花を咲かせた。吹雪が止んだのち、ザインはフリーレンたちに「じゃあ元気で」と言い残し単身テューアに向かった。 ザインと別れたあとも旅を続ける一行だったが、森でフェルン(CV.市ノ瀬加那)が高熱に襲われる。治療が必要だと感じたフリーレンとシュタルク(CV.小林千晃)は、彼女を山小屋に預けると、ザインが残した手記をもとに薬草の採取に向かう。材料として必要なのは氷柱桜の木の根に生えるキノコ。ふたりはこれを見つけると薬を調合してフェルンに飲ませた。無事に体調を回復させたフェルンを加え、3人は改めて魔法都市オイサーストに向けての旅を再開させた。 ■大人になっていくシュタルクとフェルン 熱に苦しむフェルンを見たフリーレンは、彼女の手をひたすらに握り続けた。それはフェルンが子供のころから行ってきたフリーレンの優しさの表現だった。しかしフェルンはこの優しさを拒否し、「フリーレン様… …恥ずかしいです… …子供扱いしないでください…」とフリーレンに伝える。フリーレンはこの時、フェルンが知らず知らずのうちに成長していることに気付かされるのだった。 フリーレンがフェルンと出会った時、彼女はまだあどけない少女だったが、彼女は旅路のなかで少しずつ大人へと成長していたのだ。フリーレンはこの件を期にフェルンとどう接するべきか悩み始める。そんな彼女にシュタルクは、「やりたいようにやるしかないんじゃないか」「たぶん人には心の支えが必要なんだ。支えて貰って悪い気分になる奴はいねぇよ」と助言する。その言葉を聞いて、昔風邪をひいて寝込んだときにヒンメル(CV.岡本信彦)が「心の支えが必要なのは子供だけじゃない」と手を握って気遣ってくれた日のことを思い出すのだった。 ここまでの旅路で、一行の悩みを解決に導くのはザインの役目だった。ザインが去った今、その役目をシュタルクが請け負う。そんな彼の背中にはどこかザインの面影が……。フェルン同様、シュタルクも知らず知らずのうちに成長している。そんなことを感じさせられエピソードだった。 ■新オープニング「晴る」も大好評 今週もXには多くの感想が集まった。放送開始直後にはヨルシカが歌う新オープニング「晴る」に対して「フリーレンとヨルシカの相性が良すぎる」といった賞賛の声が多数。その後、フェルンの「…恥ずかしいです…」の一言に対しては「かわ…いい…」「フェルンあまりにも可愛いすぎる」と投稿する人が溢れる。結果、今週も「フリーレン」というワードはトレンド入りを果たした。魔法都市オイサーストを目前に控えたフリーレン一行。3人を待ち構えるのはどんな事件だろうか? 次回の放送が待ち遠しい。 ※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」 ◆文=はるのおと