北九州市・初代門司駅の遺構の一部を譲渡
テレQ(TVQ九州放送)
北九州市は26日、複合公共施設を建設するため解体作業を進めている初代門司駅遺構の一部を希望者に無償で譲渡すると発表しました。 譲渡するのは遺構の一部である機関車庫のコンクリートの基礎やれんが製の壁です。北九州市は公共・公益性のある使用目的であることを条件に希望者を公募する方針です。 初代門司駅遺構を巡っては市が11月、機関車庫の基礎の一部などを保存する方針を発表。その後、遺構の大半を取り壊す工事に着手しています。ユネスコの諮問機関のイコモスは遺構は世界遺産級の価値があるとして工事の中止を要請する声明を12月18日付で出しています。
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