【最強クラスの台風10号】29日~30日に九州上陸へ その後は中国・四国・近畿・東海を”ゆっくり”縦断 影響が長期化するおそれ
■西日本を中心に「猛烈な風」に「猛烈なしけ」 西日本を中心に風が強まり、30日にかけて猛烈な風が吹き、海上では猛烈なしけ(9メートル超の波)となるおそれがあります。 28日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 四国地方 18メートル(30メートル) 九州北部 20メートル(30メートル) 九州南部 50メートル(70メートル) 奄美地方 50メートル(70メートル) 29日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 中国地方 18メートル(30メートル) 四国地方 25メートル(35メートル) 九州北部 40メートル(60メートル) 九州南部 50メートル(70メートル) 奄美地方 40メートル(60メートル) 30日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 東海地方 22メートル(35メートル) 近畿地方 25メートル(35メートル) 中国地方 25メートル(35メートル) 四国地方 30メートル(45メートル) 九州北部 40メートル(60メートル) 九州南部 35メートル(50メートル) その後も、西日本から東日本では非常に強い風が吹くおそれがあります。 ■動きが遅く、長時間にわたって影響続く 30日15時の予報円では台風の速度は”ゆっくり”と予想されています。 ゆっくりとは時速10キロ未満のこと。 ジョギング並みの遅さで九州を通過し、その後、中国・四国地方や近畿、東海に進んでも時速10~15キロの速度で縦断する見通しです。このため、長時間にわたって雨や風の影響が続くおそれがあります。 総雨量も多くなる見込みのため、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。 RKB 気象予報士 横尾慎哉
RKB毎日放送