相性次第でカップイン率が上がる!? あなたに合うパターのアライメントデザインはこれ!
最近のパターはその形状やデザインが多様化している。そこで注目したのが、ターゲットに構えやすいように施されたアライメントデザインだ。その役割とは何か、どんな人に合うのか、キング・オブ・試打でお馴染みの堀越良和プロが、2024年8月20・27日合併号の「週刊ゴルフダイジェスト」で徹底解説! みんゴル読者にもお届けしよう。
試打&解説:堀越良和プロ
「アライメントデザインによって、セットアップのしやすさが大きく変わります」 小誌試打企画でおなじみの“キング・オブ・試打”。ドライバーからパターまであらゆるクラブを試打するスペシャリスト。TPIレベル3を習得。週刊ゴルフダイジェストで「ギア選びのウソホント」を連載中。
パッティング成功の鍵はアライメント
ゴルフダイジェストで数々の試打を担当してきた試打のスペシャリスト・堀越良和プロに、パターのアライメントデザインについて聞いてみた。 「アライメントデザインはサイトライン(照準線)と呼ばれることもあります。ヘッドに施されたさまざまなデザイン(線やドット)によって、フェースがどこを向いているのかを判断するためのものです」(堀越プロ・以下同)
「まずはパットで大切な3ステップを説明します。①リーディング、いわゆるライン読みです。このラインが正解か不正解かは別として、打つべきラインを決めることが最初のステップです。②アライメント。決めたラインに対してフェースの向きを合わせることで、打つ前のセットアップと考えてください。最後の③がストロークです。決めたラインにボールを真っすぐ打ち出すこと。この3つでパットの成否が決まります。 では、この3つのなかで最も重要なことは何か? それがアライメントです。パットの場合、フェースの向きにほぼ100%ボールは打ち出されます。ですので、いかにフェースを合わせられるかが重要なのです。そしてそのアライメントの指標となるのが、ヘッドに施された1本線や3本線、ドットなどのアライメントデザインです。ターゲットに対してきちんとフェースを合わせられれば、パットの成功率は確実に上がるはずです」