坂本冬美、輪島市から初の中継「いろんな意味でいつもと違う緊張感も」【紅白リハ】
大みそか放送の「第75回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)のリハーサルが29日、東京・渋谷の同局で行われた。 ◆紅白歌合戦、出場する歌手・曲目一覧・最新版【写真】 演歌歌手・坂本冬美(57)は36回目の出場。今回は、元日の地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた被災地の復興を願い「能登はいらんかいね」を輪島市から生中継で届ける。 何度も出演している坂本にとって今回初めての中継。「『能登はいらんかいね』はデビュー4年目の作品で34年ぶりに紅白で歌わせていただきます。いろんな意味でいつもと違う緊張感もあります」としみじみ。 中継では、輪島市の郷土芸能の御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)保存会の演奏も加わり盛り上げる。坂本は「イントロに重なった感じになると思います。これまで御陣乗太鼓の皆さんとはデビューから何度もご一緒させていただいていて、共演するのも数年ぶりなので、そちらも楽しみにしております」と本番当日に期待を寄せた。 地元の人々への思いを聞かれた坂本は「地元の皆さんの前に行ったら、どんな感情になるか自分でも想像できないところではありますが、とにかくしっかりと泣かずに歌うことが、まず私の中では一番の目標。心のある歌が届けられればと思っています」と誓った。
中日スポーツ