メッツ移籍のファン・ソト再び騒動 古巣ヤンキースファンの神経を逆なでする〝歌ネタ〟動画投稿
ヤンキースからFAとなり、メッツに移籍したフアン・ソト外野手(26)が、またしてもヤンキースファンの怒りを買ってしまったようだ。 ソトはプロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)でメッツが獲得。同じニューヨークを本拠にするライバルチームへの移籍となり、ヤンキースファンから猛烈なブーイングを浴びている。 そんな中、21日(日本時間22日)にソトが故郷のドミニカ共和国でダンスしている動画がTikTokに投稿された。ドミニカのヒップホップアーティスト、エマニュエル・エレーラ・バティスタが今年初めにリリースした「ソト・シャッフル」というタイトルのスペイン語のダンストラックで、ソトは友人らと笑いながら踊っている。 この曲には「El Bronx, Yankee, que viva New York」というスペイン語の歌詞が入っているが、ソトは「ヤンキー」の単語を「ロス・メッツ」に変えて歌っているように見え、瞬く間に波紋が広がった。 SNSでは「ヤンキースというのを拒否し、ロス・メッツと叫んでいる」「ヤンキースファンはこれを好まない」と非難ごうごう。米メディア「ヘビー」も「ファン・ソトが新たな動画でヤンキースファンをいら立たせる辛辣な2語のメッセージを投稿」とこの問題動画を取り上げた。 ソトは20日(同21日)にドミニカメディアのインタビューに応じ、さまざまな悪い噂について「それは嘘だ」と否定。さらに「私の家族は組織からとてもよく扱われていた。彼らはいつも私と家族を助けてくれた」とヤンキースへの感謝も口にして、火消しをもくろんでいた。しかし、そんな〝努力〟も無駄となりかねないパフォーマンスとなってしまった。
東スポWEB