第10Rで苦戦も…倉敷市出身・ユーリ阿久井がボクシングWBA世界フライ級2回目の王座防衛に成功
ボクシングWBA世界フライ級王者で、倉敷市出身のユーリ阿久井 政悟選手(29)が10月13日、東京で行われた防衛戦に臨み、2回目の王座防衛に成功しました。 13日に有明アリーナで行われたWBA世界フライ級タイトルマッチ。倉敷守安ジム所属のユーリ阿久井は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をモチーフにした衣装で入場しました。 2024年1月に岡山県内のジムに所属する選手として初めて世界王者となり、5月に初防衛に成功しています。相手は、24連勝中と、勢いのあるタイの挑戦者、タナンチャイ・チャルンパック(同級8位)。約5カ月ぶり、2回目の防衛戦です。 ユーリ阿久井は立ち上がりから前に出る攻めのボクシングを見せます。強烈な右ストレートもさく裂、序盤は主導権を握ります。 しかし、第10ラウンド、しぶとさを見せる挑戦者に苦戦します。ボディを連打され、なかなか前に出られずに相手に押し込まれます。 しかし、その後は、左ジャブを軸に攻め続け、終盤、巻き返しを図ったユーリ阿久井。勝負の行方は判定にもつれ込みます。 「ユーリ阿久井」 判定で2対1で勝利したユーリ阿久井は、2回目の王座防衛に成功しました。 (倉敷守安ジム ユーリ阿久井 政悟選手) 「勝ったと言っても完勝ではないので、次はもっと良い試合を見せられるように頑張ります」
岡山放送