河本力が首位発進 石川遼は1打差2位 平田憲聖と金谷拓実18位
◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(21日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7350yd(パー72)◇晴れ(観衆1622人) 【画像】石川遼の通算20勝を振り返る ツアー2勝の河本力が単独首位発進を決めた。9バーディ、1ボギーで回り、自身のベストスコアに1打迫る「64」で8アンダー。現在賞金ランキングは23位。賞金レースの行方を占う終盤戦で、2022年「バンテリン東海クラシック」以来の3勝目を狙う。 今季2勝の石川遼はホスト大会の初日をボギーなしの7バーディ「65」でプレー。2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続くツアー21勝目を見据える、1打差の7アンダー2位で滑り出した。賞金ランクは5位につけており、優勝すれば2009年以来の賞金王戴冠のチャンスは大きく広がる。 6アンダー3位に、6月の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権」を制した岩田寛、ツアー3勝の浅地洋佑、吉本翔雄、ソン・ヨンハンとイ・サンヒ(ともに韓国)、ジュビック・パグンサン(フィリピン)の6人が並んだ。 賞金レーストップの平田憲聖、同2位の金谷拓実は「68」で4アンダー18位でスタート。同3位の今平周吾、同4位の木下稜介は3アンダー28位につける。 6月「日本アマ」を大会最年少で制した16歳のアマチュア松山茉生(福井工大福井高)は「72」で回り、イーブンパー68位で終えた。 <上位成績> 1/-8/河本力 2/-7/石川遼 3T/-6/岩田寛、浅地洋佑、吉本翔雄、ソン・ヨンハン、イ・サンヒ、ジュビック・パグンサン 9T/-5/清水大成、竹安俊也、片岡尚之、金子駆大 ほか