屋根からの落雪・なだれに注意を

9日から10日にかけて、大雪となった所がありました。 各地の積雪の状況です。10日午後5時時点で、魚沼市守門で194cm、また津南町や湯沢町は今日になって30cmほど積雪が増えました。そのほか、新潟市中央区は14cm、長岡市は24cmなどとなっています。 【動画】【気象予報士が解説】11日(土)は所々で雪に、3連休の天気は？【新潟】 そして、11日(土)も所々で雪が降りそうです。午前9時の予想天気図を見ると、11日も日本付近は冬型の気圧配置が続きますが、次第に寒気が緩んでいくでしょう。県内は、午前中は各地で雪が降りやすいものの、午後は雪の範囲が次第に狭くなっていく見込みです。 今後の天気の移り変わりを見ていくと、10日夜9時は広い範囲で雪が降り、山沿いを中心に降雪が強まる所があるでしょう。そして、夜間も雪の降る所が多いでしょう。 ただ、11日(土)朝になると平地ではミゾレや雨になる所もありそうです。日中も平地では雨やミゾレで雪解けが進むため、足元が悪くなるでしょう。山沿いは断続的に雪が降りますが、遅い時間になるにつれて降り方が弱まっていきそうです。 予想降雪量は、10日(金)夜から11日(土)朝にかけて中越の山沿いで35cm、上越と下越の山沿いで30cm、平地では10～20cmの雪の降る所があるでしょう。その後、11日(土)朝から夕方にかけては雪の降り方が弱まる見込みで、最も多い所で中越の山沿いの20cm、その他の山沿いで15cm、平地では5cmの予想です。 ただ、雪が降るのは一旦11日(土)までとなりそうです。13日(月)までの天気を見てみましょう。12日(日)以降は、しばらく強い寒気の流れ込みはない見込みで朝晩は厳しく冷え込んでも、日中は気温が上がるでしょう。 12日(日)は雲が多いものの、日の差す所もありそうです。13日(月)は山沿いでも、雪ではなく雨が降るため3連休は各地で雪解けが進みそう。屋根からの落雪・なだれなどに十分ご注意ください。