バンドアニメに触発された息子からギターをねだられています。初期費用はどれだけかかるものなのでしょうか?
子どもがアニメの影響でギターを始めることもあるでしょう。本記事ではギターを始めるために必要な機材など初期費用を解説します。ギター本体やアンプなどのアクセサリー・機材類、1ヶ月に必要なレッスン料など、具体的な費用や初心者向けのおすすめセットもご紹介します。
ギターの種類と特徴
ギターには大きく分けて「クラシックギター」「アコースティックギター」「エレクトリックギター」と3種類あり、それぞれ特徴が異なります。 まず「クラシックギター」は、やわらかいナイロン弦とガット弦が張られた優しい響きが特徴で、主に独奏でクラシック、ジャズ、フラメンコ音楽など幅広い分野に使われています。 「アコースティックギター(アコギ)」は、スチール弦を張った豊かな響きのある音が特徴で、弾き語りなどに使われる「フォークギター」もアコギに分類されます。 「エレクトリックギター(エレキギター)」は、スチール弦から電気を使用して弾き、「アンプ」をつないで音を発します。バンドなどロックな音楽を弾くのに使われます。バンドアニメに出てくるギターは主に「エレクトリックギター」です。
機材に必要なアイテムと費用の目安
エレキギターは、本体だけではギターを弾くことはできません。練習するには本体のほかにアンプやシールド、チューナー、ピックの4種類の機材が最低限必要です。 「エレキギター」本体は「レスポール」や「ストラトキャスター」など種類も多いため、まずは憧れのアニメで使われている形から選ぶのもおすすめです。価格帯の目安は3~5万円ほどになります。 ギターの音を増幅させる「アンプ」は自宅練習用など10w程度の小さめのアンプで十分です。1万5000~3万円程度で購入できます。ギターとアンプをつなぐ「シールド」は、3メートル前後で3000円程度の品質があると断線もしづらく安心です。 音をチューニングするための機材「チューナー」は、2000~5000円程度で購入できます。弦をはじくために必要な三角形の「ピック」は、100~300円程度のティアドロップ型を数枚所持しておきましょう。 以上を踏まえると、5万円前後がギター一式をそろえる目安の金額になります。