バレー女子 イタリア挑戦2年目・石川真佑「ベスト4以上の結果」代表活動には「チームを勝たせられる選手に」
バレーボール女子日本代表の石川真佑(ノバラ)が4日、イタリア・セリエAの開幕戦(10月6日)を前にオンラインで取材に応じた。 イタリア挑戦2年目を迎える今季は、フィレンツェから昨季4位のノバラに移籍。「レベルアップしたチームでプレーすることができてうれしい」と喜びつつ、「それと同時に結果を残していかないといけない。ベスト4以上の結果を残していきたい。うまくいく、いかない時でもポジティブに考えながら、バレーボールを楽しんで結果にこだわっていきたい」と意気込みを語った。 パリ五輪後から合流し、約1カ月が経過。今シーズンはアタック決定率、サーブレシーブ返球率を重視してシーズンを過ごしていくという。「昨年より(チームの)レベルが上がった分、いいパフォーマンスを出さないといけない」とメンバー争いに緊張感を持ち、「いいパフォーマンスを安定させていくことは昨年より意識していくことになる。攻撃や、守備もできるところを強みにしたい」と語った。。 Vリーグ・東レの元チームメートの関菜々巳(イモコ・コネリアーノ)や、代表をともに戦った福留慧美(ミラノ)もセリエAに移籍。シーズンが進めばネットをはさんで再会することになる。石川は「イタリアで生活しているところはうれしい」と、日本勢の海外挑戦を歓迎した。 パリ五輪をもって古賀紗理那さんが引退し、現在の日本代表にはエースが不在となった。4年後のロサンゼルス五輪に向けて、石川に新エースとしての期待がかかることは確か。「今までやってきた経験や、チームを引っ張っていくこと。勝たせられる選手になっていかないといけないと思う。他の選手もいいものを持っている人もたくさんいるので、チームとして勝てるチームを作っていければ」と力を込めた。