【NFL】ジャイアンツに敗れた試合で「貴重な教訓を得た」とパッカーズHCラフルアー
若手選手中心のグリーンベイ・パッカーズはマンデーナイトにメットライフ・スタジアムでニューヨーク・ジャイアンツに24対22で敗れ、どんな相手でも侮ってはならないという厳しい教訓を得た。ヘッドコーチ(HC)のマット・ラフルアーは敗戦後にチームの記者団に次のように語っている。 【動画】2023年第14週:パッカーズとジャイアンツの対戦
「もちろん、非常にがっかりしている。ベストのプレーをしなければ、相手が誰であろうと、どこでいつ対戦しようと、試合に勝つことはできないという点で、われわれのチームは貴重な教訓を得た。ターンオーバー戦に敗れ、状況に応じた戦略やレッドゾーンで迎えた第3ダウンでも十分なプレーができなかった。ジャイアンツの手柄だ。今夜、彼らはフィールドでわれわれよりも良いプレーをした。このゲームは結果が全てで、われわれはベストを尽くすことができなかった」
ジャイアンツは4勝8敗と、失うものがない状況でこの試合に臨んだ。対するラフルアーHC率いるパッカーズは、デトロイト・ライオンズとカンザスシティ・チーフスに対する勝利を含む直近の3連勝で6勝6敗と、ポストシーズン進出が視野に入っていた。
若さあふれるパッカーズのオフェンスは、事前にメディア上の評判を読んで快勝を確信していたようだ。
クオーターバック(QB)ジョーダン・ラブは多くの投球に失敗し、2ポゼッション連続でターンオーバーを喫してシーズン第10週以来となる2回以上のターンオーバーを記録した。オフェンスはレッドゾーンで何度も行き詰まり、ディフェンスはQBにプレッシャーをかけられず後半にジャイアンツの逆転を許してしまう。そして、第3クオーターの序盤でディフェンシブバック(DB)のキーショーン・ニクソンがパントリターンでボールを失ったことで、ジャイアンツに逆転の機会を与えることとなった。
「試合の各局面であら探しをすることは簡単だ」とラフルアーHCは話している。
「スペシャルチームの内容が十分でなかった。オフェンスもディフェンスもしかり。この3つのユニットの出来が全て悪いと、こういうことになる。試合に負けるんだ」