【NFL】ジャイアンツに敗れた試合で「貴重な教訓を得た」とパッカーズHCラフルアー
ドラフト外ルーキーとしてジャイアンツで大活躍中のQBトミー・デヴィートがこの試合で証明したことは、NFLのチームを甘く見た瞬間、痛い目に合うということ。
上昇気流に乗ったプレーを1カ月以上続けてきたラブは苦戦し、非効率的なオフェンスに悩まされ、ディープパスを出すことができないという課題を抱えたシーズン初期の状態に逆戻りしてしまった。
ラブは自身のプレーについて、「十分ではなかった。どう考えても最後まで仕事をやり切ったとは言えない。当然、2つのターンオーバーが致命的だった。とにかく力不足だった」と話している。
劣勢に立たされたパッカーズだったが、終盤にランニングバック(RB)セイクワン・バークリーがファンブルしたボールをラブがワイドレシーバー(WR)マリク・ヒースにつないでタッチダウンを決め、リードを奪っている。しかし、驚くほどQBにプレッシャーをかけられなかったディフェンスが、決勝点となるフィールドゴールドへとつながるドライブをジャイアンツに許してしまった。
パッカーズは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のワイルドカード争いに残っているチームと1勝利差をつけるチャンスを台無しにした。ラフルアーHCのチームはロサンゼルス・ラムズ、シアトル・シーホークス、アトランタ・ファルコンズ、ニューオーリンズ・セインツを上回るNFC内7位という順位は変わらないが、現地17日(日)にNFC南地区首位のタンパベイ・バッカニアーズとの試合を控える中で崖っぷちに立たされている。
「記憶力は短い方がいい」とラフルアーHCは述べ、こう続けている。
「失敗から学んで前に進むしかない。プレーオフ進出をかけ、ディビジョンの首位を争うバッカニーズとの試合に向けて今週はあまり時間がない。だから、勝つためには今夜よりももっといいプレーをする必要がある」