【体験レポ】7月に“新紙幣”が発行! お札と切手の博物館の特別展「お札の誕生祭 ~新しいお札がやってきた!~」の取材で体験できることを紹介!
2024年7月3日に発行された新紙幣。それに合わせて、東京都北区王子の「お札と切手の博物館」では企画展「お札の誕生祭 ~新しいお札がやってきた!~」を開催しています。新紙幣について一通りの情報は仕入れていた筆者ですが、どんな新しい発見があるのか、わくわくしながら取材してきました。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
お札と切手の博物館とは
JR王子駅、東京メトロ王子駅、もしくは都電王子駅前から徒歩3分のところにある国立印刷局が運営する博物館「お札と切手の博物館」。 2階建てで、お札、切手、証券など国立印刷局が製造した各種製品、明治期以前のお札、諸外国のお札や切手などのさまざまな資料が常設展示され、2階の一部で企画展として特別展示があり、誰でも無料で観覧できます。 取材した2024年7月25日は平日でしたが、夏休みらしく会場は親子連れで賑(にぎ)わっていました。
偽造防止技術を体験
写真1
お札と切手の博物館1階に設置された、偽造防止技術体験コーナー(筆者撮影) 館内に入ると、まず目に入るのが「偽造防止技術体験コーナー」です。「さわる」・「透(す)かす」・「傾ける」、そして「道具を使う」というテーマごとに偽造防止技術を体験できるようになっています(写真1)。 例えば、特殊発光インキの展示では、足元にスイッチがあり、新紙幣に「普通の光」と「ブラックライト」を照射できるのです。実際にやってみると「ここが光るのか!」とよく分かります。
企画展では子どもでも楽しく新紙幣について学べる
2階へ行くと、お目当ての企画展「お札の誕生祭 ~新しいお札がやってきた!~」が開催されていました。旧紙幣と新紙幣について、子どもでも楽しく体感できる内容となっています。また、展示文章にはすべてふりがなが振られているので、小学生にも理解しやすくなっています。 写真2
古いお札9種類の「顔」でパズルができる。(筆者撮影) 写真3
お札パズルを実際に体験。ピースがはまったときが気持ちいい。(筆者撮影) 古いお札を学んだすぐあとに、お札をパズルにして遊べるというコーナーがありました。顔がピースになっていて、すべて形が異なります。実際に全部はめ込むまで熱中している子どもを見かけました(写真2、写真3)。 写真4