三菱重工Eastが西関東第1代表 2年連続14回目の都市対抗出場
第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の西関東2次予選は12日、横浜スタジアムで代表決定リーグがあり、三菱重工East(横浜市)が東芝に勝って2連勝とし、第1代表で2年連続14回目の本大会出場を決めた。1敗同士の東芝とENEOSが13日に第2代表を懸けて対戦する。 【写真まとめ】2023都市対抗野球大会 全ホームラン 本大会は、全国12地区の予選を突破した31チームと前年覇者で推薦出場するトヨタ自動車(豊田市)が出場し、7月19日に東京ドームで開幕する。【円谷美晶、磯貝映奈】 三菱重工Eastが12安打11得点で打ち勝った。一回に江越海地の右越え3ランなどで4点を先取し、その後も攻撃の手を緩めなかった。先発の大野亨輔は6回2失点で粘り、4投手の継投でしのいだ。東芝は9点差で迎えた九回に4点を返したが、大量失点が響いた。 ◇三菱重工East・佐伯功監督 しんどい予選でした。東芝とENEOSに勝つことは簡単ではないが、みんなが努力してきたことが報われて良かった。(打線は)しっかり対策してきた中で結果が出た。裏付けがあるので自信にしていいと思う。11点は出来すぎだが、まぐれではない。(11日は本間大暉、12日は大野が先発で試合をつくり)非常に粘り強く投げてくれたので、頼りになる存在です。 ◇東芝・大河原正人監督 一回、先頭(打者の)四球が痛かった。それが4点につながり、(試合が)相手ペースになってしまったので。逆にうちは序盤にチャンスを作りながら一本が出なかった。(九回に4得点の追い上げ)もう少し早くスイッチが入っていれば……。力は持っている選手たちなので、僕やスタッフが彼らのいいパフォーマンスを引き出さないといけない。ただ最終回であれだけ奮闘してくれたので明日に向けて勢いはついたはず。