【高校野球】広島商が3年ぶり頂点、如水館を相手に試合巧者ぶり発揮 秋季広島県大会
【秋季広島県高校野球大会決勝 広島商4-3如水館(6日、電光石火きんさいスタジアム三次)】広島商が3年ぶりの頂点に立った。夏の広島大会では準優勝に終わり、優勝にこだわって臨んだ今大会。荒谷監督は「粘り強く、各自がやるべきことをやってくれた結果」と目を細めた。 <秋の高校野球広島大会勝ち上がり表> 1試合平均0・6失策の堅守からリズムをつかみ、相手のミスを突く試合巧者ぶりを発揮した。2―2の六回は四球と犠打、内野ゴロで2死三塁とし、敵失で勝ち越し。七回には名越の適時打で突き放し、先発大宗がリードを守り切った。初めて九回を投げ抜いた大宗は「自信になる。背番号1の責任感を持って戦いたい」と声を弾ませた。 2年ぶりに出場する中国地区大会。西村主将は「優勝を目指していく」と力強く誓った。
中国新聞社