「フジの倫理観どうなってんの」「NPB器ちっちゃすぎ」フジテレビ日本シリーズ取材パス没収にある3つの問題
■テレビの過熱報道に「大谷ハラスメント」の声も
前出のワイドショー関係者は続ける。 「番組編成を決めるのはテレビ局サイドの自由。NPBサイドが憤慨する気持ちは分かりますが、取材をする機会まで奪うのはやりすぎとも考えられますよね。 そして、通常のレギュラー番組を見たいという人もいますが、多くいる野球ファンの間には世界最高峰のベースボールの試合、WSを見たいという人が少なくありません。しかも、今回のWSは名門のドジャースvsヤンキース。しかも、日本のスーパースターの大谷選手と山本選手が出るわけですからね。生放送されている午前中だとリアルタイムで見られない人が多いのも事実。フジも需要があると見込んで生中継だけではなく、夜に再放送することにしたんでしょう」 フジテレビが、もしかしたらNPBの怒りも承知で夜にWSの再放送をしようとした理由――それはやはり、大谷選手の圧倒的な人気だろう。 「フジテレビだけでなく、NHKも含めてテレビ各局は、野球漫画でも起きないような奇跡的な大活躍をする大谷選手の人気に全乗っかりしている感じですよね。各局、朝、夕方のニュースには必ず大谷選手の試合の結果が流される。何度も放送する番組もあり、まるで“大谷依存”とも言えそうな状態で、野球に興味のない視聴者からは“大谷ハラスメント”というワードまで生まれてしまっています。大谷選手は何も悪くはないですが……」(前同) さらに大谷選手本人のみならず、妻の真美子さん(27)の一挙手一投足にも注目が集まっている。ドジャースのムーキー・ベッツ選手(32)の妻・ブリアナさんが10月30日までにインスタグラムにアップした、ブリアナさん、フレディ・フリーマン選手(35)夫人のチェルシーさん、真美子さんのスリーショットには《まみこさん!スタイルよすぎ》《最高の3ショット!》というコメントが寄せられており、これも複数のメディアがニュースとして取り上げている。 「大谷選手が輝かしい大活躍を続ける一方で、NPBの魅力が低下しつつもあるの事実でしょう。毎年のように日本球界のスター選手が海を渡り、NPBがMLBの下部組織のような扱いにもなってきつつありますよね。 巨人の菅野智之選手(35)がメジャー挑戦を表明しているほか、千葉ロッテの佐々木朗希選手(22)の移籍もささやかれるなど、今オフにも多くの日本人選手がアメリカに渡ると見られていますからね……」(同) フジテレビでは10月30日午前9時よりWS第4戦を中継しており、同日午後7時からは再放送を予定している。同時間帯、TBSでは日本シリーズの第4戦が放送されるので、再度バッティングすることに。また多くの意見が飛び交うことになりそうだが――。
ピンズバNEWS編集部