阪神富田蓮投手（23）が先発起用を熱望した。26日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、約3倍、1800万円増の年俸2800万円でサインした。1年目は2試合に先発したが、2年目の今季はすべて中継ぎで33試合に登板し、防御率0・76と大活躍。「任されたところでやるのは大事」としつつ「先発でやりたい気持ちが強い」ときっぱり。「中継ぎでも先発につながる部分はいっぱいあった」と貴重な経験を積んだ。 今オフから寮を離れ、ひとり暮らしを始める予定。昇給率は今季球団最高の180％で「ベッドなどをこだわりたい」と自己投資に注ぎ込む。今季限りで現役を引退したソフトバンク和田毅氏（43）の自主トレにも2年連続で志願参加を予定。「体にかけるお金の部分でも見習いたい。吸収できればいい」とレジェンド左腕から投球の極意を学び尽くす。ツーシーム系の新球種の習得にも挑戦予定で「（自主トレに）聞ける人がいっぱいいるので、いろんな球を挑戦しながらやっていきたい」と燃えた。（金額は推定）
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