寸又峡も秋色に 川根本町・草履石公園で紅葉ライトアップ 水面にモミジ、幻想風景広がる
川根本町の寸又峡温泉周辺で、紅葉が見頃を迎えている。草履石公園では期間限定の紅葉ライトアップが実施されている。 21日も午後9時までライトアップが行われ、公園の池周辺の真っ赤に色づいたモミジが、幻想的な風景を作り出している。ライトアップは紅葉が終わるまで実施する。同町まちづくり観光協会によると、温泉街周辺では例年より約10日色づきが遅れている。同日時点ではまだ青々とした木も残っていて、これから色が深まりながら12月上旬ごろまで紅葉を楽しめる見通し。 9月中旬に発生した落石で、遊歩道が約1カ月通行止めになった「夢のつり橋」周辺も葉が色づき、多くの観光客が訪れている。寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合の望月孝之代表理事は「今年の秋は雨風が少なかったので、きれいな紅葉や湖面が見られるはず。多くの人に訪れてもらえたら」と期待を込めた。
静岡新聞社