明知鉄道の「きのこ列車」で絶景を眺めつつ珠玉のきのこ料理を味わってきた #食楽web #きのこ列車
岐阜県を走る明和鉄道で例年大人気の企画列車「きのこ鉄道」に乗車。果たしてどんなきのこ料理が味わえるのか、乗車レポートします
「どうしておなかがへるのかな」という童謡がありますが、ホントそれ。ありきたりですが「食欲の秋」とはよく言ったもので、おなかがすいて仕方ありません。とはいえ、悲しいかな中年の胃袋。「胃腸に優しい軽いものをモリモリ食べたい」という、微妙な欲が爆発しています。 【画像】「きのこ列車」で味わえるきのこ料理を見る そんな折、友人からぴったりなグルメがあると聞きました。明知鉄道(岐阜県恵那市)の人気企画「きのこ列車」です。運行は1日1便。28年続く、人気列車なのだとか。中央本線恵那駅と明智駅の間を走るローカル列車の食堂車で、特製のきのこ料理がいただけます。まるで大人の遠足。コレは、ぜひ岐阜に行かなくては。
関東在住の筆者は、明知鉄道は初乗車。11月某日、向かってみました。きのこ列車の切符は1日乗車券。恵那駅から終点の明智駅へ向かう間に食堂車で料理が楽しめるのですが、今回は都合により、逆の明智駅から乗車しました。
明智駅のホームで出会った、明知鉄道のゆるキャラ「てつじぃ」。明知鉄道は1973年に廃車となったSL(C12型244号)の復活運動を目指しているそう。いつか着ぐるみのてつじぃ(いるらしい)にもお会いしたい!
明智駅はその名の通り、明智光秀ゆかりの地。本願寺の前に詠まれた名句が、ラッピング電車にあしらわれている
めくるめくきのこ料理の宴が始まる
食堂車が開くと、予約客が次々と乗り込みます。係員へ予約名を告げ、指定の席に着席して、重箱のフタをいざオープン。
献立は、充実の全20品! この「ちょこちょこ品数多く」が嬉しいんですよね。お目当てのきのこ料理は、以下のとおりでした。 ・桜シメジ ほうれん草菊花 ・ロージ茸のショウガあえ ・占地(シメジ)マヨネーズあえ ワサビぞえ ・なめこ山くらげ ・イクチ茸の酢の物 大根おろし ・舞茸、エリンギの天ぷら ・松茸入り土瓶蒸し ・茸ごはん(ひたらけ、なめこ、キクラゲ、麻竹)
なめこやマイタケなどの身近なきのこに加え、ロージ茸やイクチ茸など、あまり出回らないであろうレアなきのこに興味津々です。