ゆいレール運賃値上げを認可 来年2月から予定 20円増、初乗りは250円に 沖縄総合事務局
沖縄総合事務局は10日、沖縄都市モノレール(ゆいレール)から申請されていた運賃の値上げ改定を認可したと発表した。2025年2月1日から、各区間距離の普通運賃(大人)の上限を20円引き上げる内容。今後、沖縄都市モノレールが実施運賃について総合事務局に報告し、適用する。 初乗り料金は現行の230円から250円に、那覇空港駅からてだこ浦西駅までの全区間(17キロ)の最大運賃は370円から390円になる。通勤、通学の定期運賃は据え置く。 ゆいレールは新型コロナウイルス感染拡大で利用者が落ち込んだ影響などを受け、20年度以降の純損益は4期連続で赤字を計上している。自助努力のみでは現行の運賃水準の維持が困難な状況として、10月11日に値上げ改定を申請していた。 (當山幸都)
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