「ステージ4の下咽頭がん」診断後にさらなる衝撃 「大腸が光った」と指摘された見栄晴「まさか」
日本の医学を信じて前向きに
幸い、約2カ月の治療を経て、「経過観察」となりました。先生曰く、私のケースは特異な例のようで、こんなに早く回復できるのはまれだそうです。手術をしたわけではないので、体には傷が残っていません。ただ、まだ首が腫れたり、毛が抜けたりする後遺症が残っています。 先生たちは僕が治っていくごとに笑顔になってくれました。だんだん、僕が元気になっていくことに喜びを表してくれたんです。 皆さんは「ステージ4」と聞いて死を連想するかもしれませんが、私自身はそうは思いませんでした。再発の恐怖はありますが、先生に任せておけば大丈夫だという安心感があったんです。病院に行って、先生に会うと安心します。辛くなかったですよ、放射線治療も。日本の医学を信じて、これからも前向きに頑張ろうと思っています。 *** 第1回では、見栄晴ががんを告知された時のことを詳細に語っている。 見栄晴 1966年、東京都生まれ。15歳の時、テレビ番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?」で人気に。1998年から、CS放送「競馬予想TV!」でMCを務める。 デイリー新潮編集部
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