自転車のケンケン乗り“絶滅危機”? 専門家「10数年~20年経つとなくなってしまうのでは」自転車の軽量化が背景に
(自動車文化センター 谷田貝さん) 「その当時は、ケンケン乗りをしている方が圧倒的に多かったと思いますね。(今の)70代の方は、サドルにまたがってペダルを踏むのが、逆に怖いと。50年近くそういう習慣で乗っていたので、やはり違う方法で乗るのは難しい」 ■「10数年~20年くらい経つと、なくなってしまうんじゃないか」 しかしその後、製造技術の進歩により自転車は軽量化し、現在のママチャリの重さは、50年前に比べ7キロほど軽い18キロ前後に! そのため、足で蹴って助走をつける必要がなくなり、ケンケン乗りは次第に廃れていったと考えられるのです。 それでは今後、ケンケン乗りはどうなってしまうのでしょうか? (自動車文化センター 谷田貝さん) 「やはり50代より若い女性は、ケンケン乗りをしていないので、あと20年くらいたつと、もうなくなってしまうのでは」 自転車のケンケン乗りは、50代以上の女性は今でもする人は多いのですが、自転車の進化とともに、消えゆくであろう特殊な乗り方でした。 CBCテレビ「チャント!」2020年1月9日放送、2024年10月3日放送より
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