<サッカーU-21>手倉森ジャパン アジア大会連覇の可能性は?
手倉森ジャパンが狙うのは、大会2連覇である。前回、クラブで出場機会のある選手たちを呼べず、「2軍」と揶揄されたチームは、関塚隆監督(現千葉監督)のもと試合を重ねるごとにまとまり、初の金メダルを獲得した。このチームに名を連ねたのは、永井謙佑、山口蛍、鈴木大輔、東慶悟といった選手たち。彼らはその後、12年のロンドン・オリンピックでベスト4に進出の貢献。山口はA代表にも抜擢され、ブラジルW杯に出場するほどの成長を遂げるのだ。韓国は仁川で行なわれる今大会に出場する選手の中にも、2年後のリオデジャネイロ・オリンピックはもちろん、4年後のロシアW杯のピッチに立つ選手がいるかもしれない。 (文責・飯尾篤史/サッカーライター)