グアルディオラ監督がバルセロナ復帰の可能性が難しい理由を説明「毎日多くの小さな戦いがある」
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、バルセロナの監督に再び就任することが難しい理由を説明した。 グアルディオラ監督は2008年から2012年までバルセロナを指揮。その後、バイエルンを経て、2016年からマンチェスター・シティの監督を務め、これまでプレミアリーグを6度、チャンピオンズリーグを1度制覇するなど、数多くのタイトルを獲得してきた。 ただ現在、マンチェスター・シティとの契約は2025年夏で満了することに。その状況もあり、バルセロナへの復帰の可能性も取り沙汰されることになり、今後の動向が注目されている。 そんな中、『TV3』のインタビューに答えたグアルディオラ監督は、バルセロナへの復帰の可能性が低いことを説明した。 「私の観点からすると、バルサはそのモデルを変えるべきではない。外から見ると、誰もがバルサを何か特別なものとして見ている。このクラブはカリスマ性と特別な雰囲気を放っている。これ以上の賛辞があるだろうか。これは常にそうだったし、これからもそうだろう。私たち全員が経験してきたことだ。ここでは、あらゆる方向から攻撃が来て、それは毎日のこと。しかし、最も傷つくのは内部から生じるものなんだ。バルサの中には毎日多くの小さな戦いがある。結局のところ、重要なのは選手たちにあなたのアイデアと、あなたが行うべきだと考えることを納得させることだけだ。それ以外については、自身の健康を守るために関与しないほうがいいだろう」 また、グアルディオラ監督は「バルサの環境を管理しようとする日々の疲労の危険性。あなたがすることへの軽蔑は絶え間なく、これが最終的にあなたに影響を及ぼすのだ」と主張。バルセロナの監督を率いるのは当事者だからわかる難しさがあるようだ。