バレー男子日本代表・髙橋藍選手 芽生えた“エースの自覚”と“トリックプレー”でメダル獲得へ【メダルへの道】
2024年7月26日に開会式が行われるパリオリンピックのメダル候補を紹介する「メダルへの道」。今回は、甘いマスクでファンを魅了し、16年ぶりに自力でのオリンピック出場権獲得に大きく貢献したバレーボール男子日本代表・髙橋藍選手。得意の“トリックプレー”と、チームを引っ張っていくという“エースの自覚”で、悲願のメダル獲得を目指します。 【写真10枚】海外への挑戦で“エースの自覚が”芽生えたバレーボール男子日本代表・髙橋藍選手を見る
甘いマスク&サービス精神で海外でも大人気!
髙橋選手といえば、女性誌「anan」の表紙を飾るなどファンを虜にしてきたその「甘いマスク」。日本だけでなく海外でも大人気なんです! さらに… 髙橋藍選手:ひき肉で~す! YouTuber「ちょんまげ小僧」の決め台詞を披露しファンを沸かせたり、『めざましテレビ』に生出演した際にも無茶ぶりに応えてくれたりとサービス精神も旺盛。 東京オリンピックではチーム最年少の19歳ながら、全試合にスタメン出場。29年ぶりの決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。 しかし、リオオリンピック金メダルのブラジルにストレート負けを喫しメダル獲得とはならず・・・。 大きな躍進を遂げる一方、世界の強豪との差を肌で感じる大会となりました。 髙橋選手:もっともっと戦える選手になっていれば、さらに良い結果で終われたんじゃないかなっていうすごい自分の中では悔しさが残っていたので、一番成長できる環境でやっていきたいというところで海外挑戦してみようかなと思いました。
世界最高峰の舞台でさらに上へ・・・
東京オリンピックでの経験を経て、髙橋選手が挑戦を決意したのは世界最高峰のイタリア・セリエA。トップ選手と対峙していく中で様々な技術を磨いていきました。 藤井アナ:成長したポイントはどういうところですか? 髙橋選手:自分の手応え的には一番は“サーブ”かなと思います。 その結果は数字ではっきりと表れます。 東京オリンピック6試合で0本だったサービスエースが、去年行われたパリオリンピック予選では、7試合で9本と飛躍的に成長! 中でも試合中に効果的だったのが「ショートサーブ」。相手スパイカーの前にサーブを落とすことで、攻撃の選択肢を減らすことができるといいます。 髙橋選手:強いサーブでエースを取るだけでなく、ショートサーブでもちろんエースもありますけど、スパイカーを一人潰すというか。 “世界のトップに勝つために・・・”髙橋選手が身につけた高い技術力。そしてそれは心の部分でも・・・