【下関ボート・G2レディースCC】三浦永理 慌てず騒がずの逃げでG2初制覇 女王戴冠へ最高の弾み
SG「第27回チャレンジカップ」と並行開催のボートレース下関G2「第11回レディースチャレンジカップ」は24日、11Rで優勝戦が争われ、1号艇の三浦永理(41=静岡)が力強く逃げてG2初制覇を飾った。 2度目の女王戴冠に向けて最高の弾みをつけた。三浦はインから先マイを果たすと他艇を寄せ付けずに独り旅。1マークでは3コースから西橋奈未が捲り差しを狙ったが「角度的に大丈夫だと思った。あとは転ばないよう走った」と慌てることなく押し切った。 女子賞金ランクは2位に浮上。クイーンズクライマックスTR1回戦1号艇を獲得。「2枠は嫌なので賞金ランキング2位になりたい」と前検時に語っていたが、まさに有言実行。7戦オール3連対の安定航跡を描き、レディースチャレンジカップ初優勝で締めた。 年末の大一番・蒲郡クイーンズクライマックスに向けては「1号艇でまた緊張しますね。それでも1号艇の方がいい。蒲郡は準地元なので頑張りたい」と意気込んだ。第1回大会以来となるティアラ獲得を目指し、勢いそのままに駆け抜ける。 ◇三浦 永理(みうら・えり)1983年(昭58)2月2日生まれ、静岡県沼津市出身の41歳。静岡支部の91期生として2002年11月23日に浜名湖でデビュー。03年3月22日、多摩川で初1着。07年11月8日、宮島で初優勝。12年12月16日、大村クイーンズクライマックスでG1初の優勝戦進出で初制覇。通算成績は1433勝、166優出44V。主な同期は山口剛、長嶋万記、久田敏之ら。1メートル57。血液型B。