きょうから金融政策決定会合 追加利上げ見送りの公算大
日テレNEWS NNN
日本銀行は18日から、今年最後の金融政策決定会合を開きます。追加の利上げは見送られる公算が大きくなっています。 日銀内では、国内経済や物価は見通し通り推移していて、追加の利上げを行う環境は整いつつあるとの見方が大勢です。 しかし、植田総裁は利上げの判断をするにあたって、来年春の賃上げの動向や、アメリカ経済の先行きなどを慎重に見極めたい考えを示しています。 日銀内からも「1年に3回利上げすれば積極的だとみられすぎる」「今の利上げ局面を大事にしたい」との声があがっていて、今回は利上げを見送り、より多くのデータや情報が集まる来年1月まで待つ方向に傾きつつあります。 追加の利上げを見送った場合、植田総裁があすの会見で今後の利上げペースについてどう言及するかが為替市場などにも影響してきます。