【スクープ】ホンダの50ccエンジン車が2025年5月で生産終了?既に駆け込み需要も発生中
新原付が容認され、2024年は原付の需要が急回復!
新原付の登場により50ccの生産終了を見越した「駆け込み需要」も始まっている模様だ。 新原付は110~125ccがベースなだけに、50ccよりはやや大柄で重く、人によっては足着き性も悪化する。警察庁が実施した新原付の比較試乗会によると、「原付と大きな差はない」と結論づけたが、特に小柄な人や老人には差を感じる人もいるだろう。 また、原付二種がベースになることから、50ccより価格アップする可能性も。こうした事態を見込み、50ccスクーターが生産終了する前に入手しておこうとする「駆け込み需要」が発生しているようだ。 近頃、50ccの販売は下降している。2023年の出荷統計によると、前年同月比でほぼ60~70%前後(6000~7000台程度)と落ち込んでいた(日本自動車工業会調べ)。しかし2024年1月の出荷統計は同95.76%(6916台)と急回復。特に人気なのがダンク(ホンダ)、ジョグ(ヤマハ)という。 新原付が警察庁によって容認されたのは2023年12月。この影響で駆け込み需要が発生したのでは、と思われる。
買えるのは今、50ccエンジンモデルが欲しい人は早く動くべき!
新原付ではなく、今後も50ccに乗りたい人はお早目に新車を入手した方がいいだろう。もちろん電動スクーターという選択肢もあるが、現時点では航続距離や坂道での力強さはガソリンエンジンに及ばない。 もちろん中古車は存在するが、最近の流れからすると、新車生産終了後に中古車相場が上昇する可能性は高い。 今ならまだ新車のオーダーは可能だ。とはいえ注文が殺到した場合、2025年5月までに生産できないケースもありえる。この機会に50ccガソリンバイクを手に入れたい人は早めに動いた方がよさそうだ。
2025年で生産終了!? 50ccエンジン原付一覧
■スーパーカブ50 [HONDA] 24万7500円 ■スーパーカブ50プロ [HONDA] 26万9500円 ■クロスカブ50 [HONDA] 30万8000円~31万9000円 ■ジョルノ [HONDA] 20万9000円~21万7800円 ■タクト [HONDA] 17万9300円~19万2500円 ■Dunk [HONDA] 22万9900円 ■ビーノ [YAMAHA] 21万4500円 ■ジョグ [YAMAHA] 18万1500円 ■ジョグデラックス [YAMAHA] 19万4700円 ■ギア [YAMAHA] 26万円700円 ■ニュースギア仕様 [YAMAHA] 21万1700円 ■ギア パーキングスタンド仕様 [YAMAHA] 28万2700円 ■アドレスV50 [SUZUKI] 19万3600円 ■レッツ [SUZUKI] 17万8200円 ■レッツバスケット [SUZUKI] 19万9100円
Webikeプラス編集部