ワタナベ次世代オーディション 俳優部門は舘伶奈さん、ボーカル部門は梅田くるみさんがグランプリ
ワタナベエンターテインメントが主催するオーディション「ワタナベ次世代プロジェクト『LIVE!』2024」の最終審査が4日、東京・日本橋三井ホールで行われた。ボーカル部門「Vocalチャレンジ」では梅田くるみさん(18)、俳優・タレント部門「次世代オーディション」では舘伶奈さん(16)が、両部門合計約1万5000人の中からグランプリに選ばれた。2人は同事務所所属となり、それぞれの分野でデビューを果たす。 舘さんは愛知県出身。特技審査では特技のきれいな姿勢の二重跳びを披露した。演技審査では和田正人(45)と、教師と進路に悩む女子高生という設定を演じた。受賞が決まり「うれしいの一言に尽きる。これからも女優として、人として成長していきたい」と感慨深く語った。特典として賞金50万円、ドラマまたは映画の出演権などが授与された。目標の女優には今田美桜(27)を挙げ「表情で感情を表現できるような女優さんになりたい」と飛躍を誓った。 プレゼンターは女優の見上愛(24)が務めた。「一人一人の人生や経験が垣間見える瞬間があってすてきだった。皆さんが頑張る姿を見て、自分も初心戻ることができた。若い人たちとずっと一緒にできるように頑張りたい」としみじみと語った。なお準グランプリには福島県出身の柴野晃太朗(16)さん、急きょ設けられた審査員特別賞は東京都出身の熊井戸花(18)さんが受賞した。 梅田さんは審査でオリジナル曲を披露。「最後まで気持ちを届けたい」と強い気持ちで本番に臨んだ。受賞後「イヤーマフを一緒に作ってくれたおばあちゃんに感謝を伝えたい」と喜びを口にした。 憧れの歌手にはコレサワ(32)と坂口有望(あみ・23)をピックアップ。「ライブに行って感動した。そんなシンガー・ソングライターになりたい」と意気込んだ。 ボーカル部門の準グランプリには向井小遥さん(17)が選ばれた。