「恋しくなると思います」 スロバキア人が母国には「あまりなくて」と日本で驚いたこととは
日本には、訪日外国人が帰国後に恋しくなる、魅力的な文化がたくさんあります。初めて日本へやってきたスロバキア人の男性は、日本のある文化に驚き、感動したそう。男性がびっくりしたこととは何だったのでしょうか。 【写真】スロバキア人が日本で驚いたこと 実際の写真 ◇ ◇ ◇
東京の大学は不合格 でも「来られてよかった」
韓国へ4か月間の短期留学をしている、スロバキア人のヤコブさん。12月中に帰国を控えているため、休暇を利用して初めて日本へやってきました。5日間滞在し、新宿や渋谷、銀座、日本橋など都内を観光する予定です。 韓国では、コンピューターサイエンスを学んでいるそう。「いくつか留学先の候補があって、応募したなかには東京の大学も含まれていたんだけど、ダメだったんです」と、話します。 「こんな高層ビルはないし、見るものや文化も違う。アジアが好きだし、日本に来られて良かった」とうれしそうな様子。母国スロバキアや留学先の韓国・ソウルとも違う、東京独特の空気感を感じ取ったようです。
「スロバキアに帰ったら恋しくなると思う」
そんなヤコブさんですが、街を歩くなかでとても驚いたことがあるそうです。 「スロバキアには外食の文化があまりなくて。食事は家で食べることが多いから、レストランのオプションも少ないんです。日本には、外食をする場所がたくさんあって驚きました。いろいろと楽しめて素晴しい! スロバキアに帰ったら恋しくなると思います」 日本の外食文化は、1970年以降にアメリカの大手外食チェーンや日本のファミリーレストランが開店したことから日本人の生活に浸透。今では、和食、洋食、中華、ラーメン、焼肉など幅広い料理を楽しめます。ヤコブさんの言う通り、店ごとに受けられるサービスも多彩なため、選択肢の多さも日本の外食の魅力なのかも知れません。 自身のスマートフォンには、今回の滞在で行きたい場所や食べたいものリストがぎっしり。「おにぎり、回転寿司、天ぷらうどん、抹茶ティラミス、モスバーガー!」と、事前リサーチにも余念がありません。 今回の日本旅行への思い入れの強さがにじみ出ていたヤコブさん。残りの滞在でも、行きたい場所と食べたいものリストをフル活用して、充実した時間が過ごせるといいですね。
Hint-Pot編集部