由紀さおり、「大谷さんの試合を見て帰りたい」「もし会えたらお礼を」ロサンゼルスでのコンサートを希望
歌手の由紀さおり(78)が13日、千葉県松戸市の森のホール21で「由紀さおり 55thコンサート~新しいわたし~」を開催した。 幼い頃から童謡歌手として活動し、1969年に歌謡曲「夜明けのスキャット」でデビュー。 今年3月に55周年を、この日には78歳の誕生日を迎えた。由紀は「ここまで長く歌ってこれるとはちょっと思わなかった。一生懸命歌っていたら55年になっちゃった」と笑顔を見せた。 「80歳になったら姉と一緒に3度目のカーネギー・ホールをやりたい」と姉で声楽家の安田祥子(83)との目標を語り、「そこまで歌いたいと思うと、健康でいないと。夢と希望を持って、これからやれるところまでやりたい」と力強く意気込んだ。 この日は、2025年4月9日にツアー最終公演を東京国際フォーラムCで開催することを発表。タイトル「由紀さおり 55thコンサート~新しいわたし~そしてこれから」に付け足した“そしてこれから”への思いに「来年は昭和100年にちなんだ何かにチャレンジできればと、いろいろ企画を考えているところ」と目を輝かせた。 ほかにも来年には、「一緒に三味線をやってくださってる本條秀英二さんがロサンゼルス生まれ」で生まれ故郷での舞台も希望。そして、「願わくば、ドジャースの大谷さんの試合を見て帰りたいな」とおちゃめに声を弾ませ、「今年は彼のアグレッシブなところに、すごく元気をもらえたので、もし会えたらありがとうございますってお礼を申し上げたい」とほほ笑んだ。
中日スポーツ