「負けたから関係ないです」巨人・小林誠司が７度目のポストシーズンで初体験も笑顔なし
◆２０２４ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第２戦 巨人１―２ＤｅＮＡ（１７日・東京ドーム） 【動画】小林誠司、大城卓三、岸田行倫の３人が捕球練習 小林が攻守で輝いた。３回先頭で内角直球を中前に運ぶと、１点を追う５回２死では外角低めスプリットをバットの先で拾い、またも中前へはじき返した。７回にも四球を選び、全３打席で出塁。過去２０試合で計４１打数１安打と苦しんできたＣＳで、初のマルチ安打をマークした。 マスクをかぶっては３投手をリードし、計５併殺。「走者が一塁にいる時は併殺を取りに行く配球をしますし、投げきってくれる投手のおかげです」と、要所で外角の変化球を打たせる巧みなインサイドワークが光った。 １１年目で、ポストシーズン出場は７度目。短期決戦の経験豊富なベテランが存在感を見せた。「打てても、負けたから関係ないです。大事な試合が続くので、また明日から頑張ります」とチームとともに反攻を誓った。（内田 拓希）
報知新聞社
