自民党派閥のいわゆる裏金事件をめぐる衆議院・政治倫理審査会に三重4区選出の鈴木英敬議員が出席し、収支報告書の不記載について「派閥から記載は不要だと指示を受けた」などと弁明しました。 鈴木英敬衆議院議員は、旧安倍派のパーティー券の販売ノルマを超えた収入、280万円を収支報告書に記載していませんでした。 鈴木英敬議員： 「パーティー券販売時にはノルマ超過分に関する還付金の仕組みがあること自体全く知りませんでした。経緯はどうあれ私の政治団体において不記載という結果になったことへの責任は私自身にあると痛感し極めて重く受け止め深く深く反省をしております」 鈴木議員は不記載の経緯について、「秘書が、派閥から収支報告書への記載は不要だと指示を受けた」などと弁明しました。そのうえで、すでに収支報告書を訂正したことや、280万円は使用せず、全額返還したことなどを説明しました。 18日午後には、420万円の不記載があった愛知15区選出の根本幸典衆議院議員が政治倫理審査会に出席します。