アストロズ本拠地が来年から「ダイキンパーク」に ダイキンが命名権獲得 MLBで日系企業は初
アストロズは18日(日本時間19日)、ダイキン工業の米国子会社「ダイキン・コンフォートテクノロジーズ・ノースアメリカ」が本拠地球場の命名権を取得したと発表した。契約期間は来年1月から39年までの15年間で、球場名は「ミニッツメイドパーク」から「ダイキンパーク」に変わる。ダイキン工業によると、MLBの本拠地球場の命名権を日系企業が取得するのは初めて。 【写真】球場で会見するダイキン米国法人の社長ら アストロズのオーナーを務めるジム・クレーン氏は、球団を通じて「ダイキンと球場の命名権で提携できることをうれしく思います。ダイキンはヒューストンエリアを北米の本拠地とする国際企業です。アストロズとダイキンは、卓越性にコミットする、そして地域社会に還元するという同じ価値観を共有しています。25年に球場開場25周年を迎えるにあたり、ダイキンが私たちとともに、現在そして未来のファンのために特別な思い出をつくってくれることを誇りに思います」と声明を出した。 アストロズは17年と22年にワールドシリーズを制覇。今季はア・リーグ西地区4連覇を果たし8年連続でポストシーズンに進出したが、ワイルドカードシリーズでタイガースに敗れた。今季途中から菊池雄星投手(33)が所属した。