アンカツさん、レガレイラの勝因は「ケイタが先入観を持たずに自分のリズムで一番いい競馬をしとった」【有馬記念】
◇22日 「有馬記念」(G1・中山・芝2500メートル) 元笠松、JRA騎手で通算4464勝の競馬評論家で「アンカツ」こと安藤勝己さん(64)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。有馬記念を回顧した。レースは中団に構えた5番人気のレガレイラが10番人気のシャフリヤールとの直線激しい叩き合いの末に鼻差競り勝ち、昨年のホープフルS以来のG1・2勝目を飾った。戸崎圭太騎手(44)=美浦・田島=は2014年ジェンティルドンナ以来の有馬記念2勝目、木村哲也調教師(52)=美浦=は22年イクイノックス以来の2勝目となった。 アンカツさんはレガレイラについて「距離延長とペースで自然に位置を取れて、ケイタが先入観を持たずに自分のリズムで一番いい競馬をしとった。最終コーナーのスムーズさでハナ差を引き寄せた」と戸崎騎手の好騎乗を評価すると「ダービーのリベンジを有馬記念で果たす牝馬なんておらんで」とダービー5着からの巻き返しに舌を巻いた。また、大外16番から鼻差2着に持ち込んだ6歳馬シャフリヤールについては「逃げ宣言を逆手取る好騎乗。大外枠から負けて天晴れ」と絶賛した。
中日スポーツ