台風14号、沖縄から遠ざかり低気圧へ 本島北部では土砂災害に注意を(9月19日夜まとめ)
台風14号は18日深夜から19日未明にかけて沖縄本島を東から西へ通過した。19日午後6時時点は東シナ海にあり、沖縄から遠ざかっている。21日までに熱帯低気圧に変わる見込み。 【写真・動画】台風14号、沖縄の様子は?
沖縄本島地方は、台風に流れ込む湿った空気や高気圧を回り込む湿った空気の影響で、20日にかけて大気の状態が不安定となる見込み。 国頭村奥で18日午後11時44分に最大瞬間風速30メートルを観測、降り始め(17日午前0時)から19日午後4時までの降水量は165ミリに達した。本島北部では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害に注意が必要。 20日に予想される1時間降水量は多い所で、本島中南部、北部、久米島でそれぞれ30ミリとなっている。沖縄旅客船協会によると、20日はマルエーフェリーが鹿児島―奄美各島―本部―那覇の上り便1便を欠航する予定。その他の運航はほとんどが早朝判断となる。 (中村優希)
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