第30回「天石東村記念書道展」の表彰式/和歌山市
和歌山県内で30年続いている書道コンクール「天石東村記念書道展」の2024年度の表彰式が、このほど(8月25日)和歌山市内で開かれ、5000点余りの作品の中から選ばれた特別賞の受賞者95人が表彰を受けました。 表彰式では、天石東村大賞を受賞した小学生から高校生までの5人をはじめ、各賞の受賞者らが表彰を受けました。主催者は30回を迎えた書道コンクールの歴史を振り返るとともに、入賞者の作品を称賛しました。 このコンクールは、和歌山市出身で書道教育に尽力した故・天石東村氏を讃え、1994年に創設されたもので、今回が30回目です。 応募総数は累計で20万点を超え、出品者の中から書道の指導者や書家も輩出するなど高いレベルのコンクールになっています。主催者は「今後も作品展の継承と発展に努めたい」と話しています。