【6選】腕元から品格を感じさせるエレガントウォッチ。
[パルミジャーニ・フルリエ] メゾン伝説のドレスウォッチがミニマル&リッチに劇的復活。
1996年にブランドが誕生したときに生まれた、メゾンの“顔”ともいえるシンプルなドレスウォッチが、現代の感覚でリニューアルされ、ミニマルでリッチなデザインで再登場。ケース、文字盤、針、ムーブメントまですべてゴールド製で、随所に時計愛好家を虜にする作り込みが施されている。
トリック プティ・セコンド
手作業でグレイン加工された文字盤や繊細な色使いも、この時計の見逃せない魅力といえる。シンプルながら上質さを感じさせる仕上がりだ。ケース径40.6㎜、ケース厚8.8㎜、手巻き、18KRGケース、ヌバック加工アリゲーターストラップ、30m防水。709万5000円(パルミジャーニ・フルリエ)
[オメガ] モデル名にピッタリの隕石文字盤の逸品。
“星座”を意味する名前の、1952年から続くブランドを代表する高精度モデル。最新作は文字盤に、太陽系ができたときの残骸として宇宙から降ってきた、独特の文様で知られる希少な隕石メテオライトを採用。搭載ムーブメントはもちろんオメガ自慢の“マスタークロノメーター”だ。
コンステレーション メテオライト
ひとつひとつ違う顔の文字盤を引き立てるケースのベゼルは、金属よりも硬いブラックセラミック製を採用。ダイヤルはロジウムグレーのガルバニック加工を施し、細部までこだわった。ケース径41㎜、ケース厚13.5㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、50m防水。149万6000円(オメガ)
[グランドセイコー] ついに登場した新世代“GS”待望の手巻きムーブメントモデル。
新世代の機械式自動巻きムーブメント“Cal.9SA5”を基本に、主ぜんまいの巻き上げ効率と感触にこだわって設計され、〈グランドセイコー〉で半世紀ぶりに誕生した手巻きムーブメント“Cal.9SA4”を搭載。今年、世界中の時計愛好家から最も絶賛を浴びた日本製ウォッチだ。
エボリューション9 コレクション SLGW003
自動巻きの9SA5から約40%を新設計し、巻き上げのコハゼを盛岡市の市鳥セキレイをモチーフにした遊びも秀逸。ケース径38.6㎜、ケース厚9.95㎜、手巻き、ブリリアントハードチタンケース、クロコダイルストラップ、3気圧防水。145万2000円(グランドセイコー/セイコーウオッチお客様相談室) ※『Urban Safari』Vol.40 より
セレクト&文=渋谷康人 構成=池上隆太