智弁学園に敗れ、アルプススタンドの応援団に向かう小松大谷ナイン＝甲子園球場

　第106回全国高校野球選手権大会第11日は17日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、第1試合で石川代表の小松大谷は智弁学園（奈良）に3―6で敗れ、8強入りはならなかった。 【写真】小松大谷の野球部員と一緒に声援を送る能登高の竹下さんと新出さん 　小松大谷は甲子園初登板の左腕中田凛（2年）が先発、初回に1点を先制されたが、二回に9番山本晴輝（3年）と1番山崎悠太（同）の連続適時打で2―1と逆転した。 　三回に同点に追いつかれ、2番手投手の竹本陽（はると）（3年）に代わると、四回に失策も絡んで2点、五回にも2点を奪われて4点差に広げられた。 　小松大谷は六回から3番手の橋昌希（3年）が初登板、七回のピンチはエース西川大智（3年）が無失点に抑えた。打線は八回1死満塁のチャンスを生かせなかった。 　小松大谷は3年ぶり3度目の夏の甲子園で初戦の明豊（大分）戦に8-4で初勝利を挙げ、2回戦で大阪桐蔭を3―0で下した。