栗山英樹さん

　テレビ朝日系長寿番組「徹子の部屋」が28日夜、大谷翔平スペシャルとして放送された。ドジャース・大谷翔平選手が日本ハム在籍時に監督を務めた栗山英樹さんが出演。大谷とのエピソードを明かした。 ◆大谷翔平、妻・真美子さん『きょうも定位置』に　奥さま会【写真】 　栗山さんは「正直言えばもう2度と翔平とは野球をやりたくない」と吐露。「この才能をつぶしてしてしまって成功しなかったら大変なことになると怖くてしかたなかった。（監督を退任し）寂しさとほっとする感じ」と振り返った。 　プロ入り前から野球へストイックな姿勢を見せていた大谷。栗山さんが印象的と振り返ったのは、外出するときは誰と行くか報告するというルールを設けたとき。2年目、仙台で投手として勝利を挙げた試合後、大谷から「高校時代のキャプテンと食事に行って良いですか」と申告されるとともに、「門限は何時ですか」と尋ねられたという。 　「要するに、門限を知らない。1年半ぐらい、門限が必要なかった。自分のためにしか時間を使わないので。この時期まで門限を知らないとは、いかに野球に集中していていたのかと。そのときは、何時でもいいから話をして、キャプテンと食事をしてきなさいと言いました」と感服。黒柳徹子から「そんなにワーワーしたくないんじゃないですか」と聞かれると「そんな感じです」と返答した。