【ボクシング】カシメロ酷評、井上尚弥―ドヘニー戦は「眠たくなる試合」井上との対戦改めて熱望
プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級5位ジョンリール・カシメロ(34=フィリピン)が約1年ぶりのリングに臨む。元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏(33)の手がける10月13日の興行Treasure Boxing7大会(横浜武道館)で、WBO世界バンタム級8位サウル・サンチェス(27=米国)とのスーパーバンタム級10回戦で激突する。9日には都内で行われた興行開催会見にオンラインで登場。カシメロは「もちろん次は勝つ。サンチェスに必ず勝っていく」と力強く宣言した。 【写真】カシメロが「眠たくなる試合」と酷評した井上尚弥―ドヘニー戦 以前から4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)との対戦を熱望している。3日にTJ・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦を終えたばかりの井上との対戦に向け、カシメロは「ドヘニーはパワーが不足していて井上尚弥に対抗できなかった。見ていて眠たくなってしまう試合だった。井上尚弥との試合を待っている。自分の力を必ずみせる。見ていて眠たくなるような試合はしない」と強気の姿勢を貫いていた。 同興行ではカシメロを含めて元世界王者4人が参戦。元世界2階級制覇王者で現IBF世界フライ級6位の京口紘人(30=ワタナベ)がWBA世界同級4位ビンス・パラス(25=フィリピン)との同級10回戦で拳を交える。第4試合では、元IBF世界同級王者小国以載(36=角海老宝石)がWBO世界同級10位フィリップス・ンギーチュンバ(28=ナミビア)と対戦。第3試合には元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(30=ワタナベ)が出場(対戦相手未定)する。