唐田えりか&剛力彩芽がクラッシュ・ギャルズに込めた思いとは?──Netflixシリーズ「極悪女王」に傑作の予感! なぜ“全女”に日本中が熱狂したのか?
Netflixの新シリーズ「極悪女王」が、9月19日より世界独占配信(全5話)。クラッシュ・ギャルズを好演した唐田えりか&剛力彩芽に訊いた。 【写真を見る】クラッシュ・ギャルズの熱狂が甦る!(全14枚)
唐田えりか&剛力彩芽のクラッシュ・ギャルズに胸アツ!
Netflixの新シリーズ「極悪女王」が、9月19日に配信を開始する(全5話)。1980年代に巻き起こった空前の女子プロレスブームを題材に、気の優しい少女が“最恐ヒール”となっていく過程を描くのが本作のメインストリームだ。そして、そんな悪役ダンプ松本と、圧倒的なスター性をもってブームを牽引した長与千種とライオネス飛鳥からなるクラッシュ・ギャルズとの知られざる友情を描いた青春ストーリーでもある。 本作でクラッシュ・ギャルズを演じるのが、唐田えりか(長与千種役)と剛力彩芽(ライオネス飛鳥役)だ。ふたりにとって、女子プロレスのイメージは「怖い」「痛そう」といった、どちらかと言えばネガティブなものだった。それでも女子プロレスラー役に挑戦してみようと思った理由は、言うなれば、運命の巡り合わせだ。 唐田が、本作のオーディションの話を聞いたのは仕事が少ない時期だった。 「当時はクラッシュ・ギャルズや長与千種さんのことを知らなかったんですが、マネージャーが、『長与千種さん役がいいと思う』と言ってくださって。長与さんのことを調べてみると、自分に似ているというか、近いものを持っている方でした。だから、この作品が自分ごとのように思えてきたんです。そんな風に思える作品にはなかなか出会えないので、勝手にご縁を感じて、『絶対にこの役を演じたい』と思うようになりました」 剛力も人生が大きく変わるタイミングで本作を知った。 「オーディションのお話をいただいた時に、まず白石和彌監督とご一緒してみたいと強く思いました。また、企画・プロデュース・脚本が鈴木おさむさんだったので、『絶対に面白くしかならないじゃん!』と思って、オーディションを受けさせていただきました。そして、この作品の撮影に入るタイミングが30歳になる人生の節目の時で、事務所から独立した年でもあったので、自分に回ってきたご縁を感じたんです」