【新日本】エル・デスペラード悲願BOSJ初制覇「勝ったのは俺、俺が最強だ」満員の会場で絶叫
<プロレス:新日本大阪大会>◇9日◇大阪城ホール 「ならず者ルチャドール」エル・デスペラードが、ついにジュニアの祭典ベスト・オブ・スーパージュニア(BOSJ)を初制覇した。2年ぶり3度目のBOSJ決勝進出を果たし、石森太二と対戦。23分36秒、ピンチェ・ロコ(旋回ダブルアーム式変形フェイスバスター)でフォール勝ちを収めた。石森の旋回式ブラディークロス、さらにリーバス式ブラディ・サンデー(変形垂直落下式DDT)を浴びる絶体絶命のピンチを乗り越え、垂直落下式リバース・タイガードライバーで大ダメージを与え、必殺技ピンチェ・ロコでとどめを刺した。 悲願のBOSJ制覇を果たしたデスペラードは「案の定、8割ぐらいはやられていたな。強いよ、うまいよ、ずるいよ、石森。キンタマを蹴られたけれど、顔面を殴ったからそれはチャラだ。勝ったのは俺だ、俺が最強だ!!」と満員の会場で絶叫した。試合後には花道からIWGPジュニア王者SHOが姿をみせ「俺の方が強い。その(BOSJ)トロフィーをもらうのは俺に勝ってからだろ!」と挑戦者に指名。SHOが乱入&反則を得意とする無法集団ハウス・オブ・トーチャー所属のため、デスペラードは「邪魔が入らないように金網で囲おう。お前、さっき1人でやるっていったもんな。タイトルマッチ、ラッキー」と金網マッチによるIWGPジュニア王座挑戦が濃厚となった。