【卵子提供の光と影】150万円でドナー募る仲介業者も...一方で報酬もらわず卵子提供するドナー「幸せになる家庭が一個増えるなら」 さらに『出自を知る権利』の課題も
明確な規定がない中で進められる卵子提供…法整備は必要不可欠
生殖補助医療に詳しい弁護士は、卵子提供で生まれてきた子どもが一定数存在する中で、法整備は必要不可欠だと話す。 (平原興弁護士)「(卵子提供に関して)いわば隠すような形でずっとやられてきて、後ろめたいことの中で生まれてきたんじゃないかっていう思いを、お子さんが抱いたりというようなことも、当事者の方の話を聞く中で感じることがあります。きちんと社会の中で議論して、法律を伴った制度にしていくことが必要な時期にきていると感じています」 明確な規定がない中で進められる卵子提供。生まれてくる子どものためにも早急な法整備が求められる。 (2024年5月7日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)