心を動かす大自然。そして目に見えないビューティー【美容コラムニスト福本敦子】
こんにちは。縁があってマウイ島に行ってきました。今年はどういう訳だか旅づいていて、みなさんにお伝えしているのはそういう面ばかりになってしまっていますが、普通に郵便局に行ったりスーパーに行ったり生活もしています。そんな中での突然のマウイ島記です。 【写真】マウイの星空、店先でくつろぐ猫。そして自然を感じるコスメ 今までハワイ島、オアフ島には訪れたことがありますが、初めてのマウイ島。何もないところなんだろうなと思って特に準備せず友人を尋ねて訪れてみましたが、そこにあったのは紛れもない大自然。 自分なんて超えてしまう大きな生命力。 宇宙に近づきそうな大きな山に、美しい海。 もう自然が大きくて大きくて、普段の東京の自分が小さく見えるほどに、次元の違う景色を毎日見て、とてもターニングポイントになる旅になりました。 野生のカメや、大きな土地で飼われている馬など、動物たちが元気で大きかったのも印象的でした。なぜか野生動物の動きを見ていると神秘的で感動するものですね。 人々の感じは、マウイ島はオアフなどに比べて観光の離れ小島と言えどやっぱりフレンドリー。スーパーやレストランなどでも気軽に人が話しかけてきます。 夜の街灯はほぼなく、サンセットのあとは降り注ぐような星空が頭上に。昼間は車でいろいろな場所を巡り、夜はやることがないのですぐ寝てしまうあっという間の一週間。 はぁ、ほんとに、生きてて良かった。大袈裟ではなくそんな気持ちにさせます。 日々、仕事や人間関係の中にいられるのは幸せなこと、でもたまには、このくらい大きな何かにたまには触れたい。 私が長く関わっているオーガニックコスメや自然派の化粧品は、やっぱりこういうダイナミックな自然の恵みと、それに配慮した人々の細やかな営みによって作られるものです。近年、美容医療ブームなのもあって目に見えるビューティーがわかりやすく、強く出ている時代なのかな? というムードも感じていますが、それはそれで今の流れとしつつも、「元気」「イキイキとしている」もう少し言うと「生きているのを楽しんでいる」ということも自分にとってはとても大切な美の要素の一つなのでは、と再認識させられた日々でした。 写真・文/福本敦子
福本 敦子