G-SHOCKと青春を過ごしたすべての人に! 日本の伝統技術が生かされた64万9000円のG-SHOCK
G-SHOCKの最高峰モデル!
エンジン時計委員の“推しの国産時計”はこれだ! ヴィンテージの再解釈と最新ムーブメントとの融合、和の美に通じる凝った意匠のダイアル、そしてジャパン・メイドの高品質はいまや海外の時計愛好家たちをも魅了するまでになっている。 【写真6枚】これが64万円9000円のG-SHOCKだ! 日本の伝統技術が生きたデザインの詳細画像はこちら そんな時計好きを唸らせる「メイド・イン・ジャパン」の魅力的なモデルのなかから、今回はカシオG-SHOCKの逸品を紹介しよう。 ◆エンジン時計委員、篠田哲生のイチオシ ◆カシオ G-SHOCK MRG-B2100 B-1AJR 薄型の「2100」シリーズは、金属素材や上質な仕上げにこだわって作った最新作。27個の部品で構成される複雑な形状のベゼルは、パーツごとに細部まで研磨を施し、ベゼルトップにはプラチナと同等の輝きを持つといわれるコバリオンを使用。また、チタン合金DAT55Gを採用するブレスレット、日本伝統の木組みから着想したダイアルの装飾も特徴的だ。ソーラー発電駆動クオーツ。標準電波受信。ケース直径44.4mm、20気圧防水。 64万9000円。 ◆かつてのG-SHOCK愛好家へ 日本の時計愛好者のコア層である40-50歳代は、G-SHOCKで時計の楽しみ方を知った世代だ。G-SHOCKは時刻を知るための道具ではなく、デザインやカラー、そして機能によって、自分らしさを表現するライフスタイル・ツールであり、今でもアクティブな休日を楽しむための時計として所有している人は少なくないだろう。 この「MRG-B2100B」は、1983年に生まれた初代「DW-5000C」の8角形のケースデザインを進化させ、初代アナログモデル「AW-500」スタイルを取り入れた、新たなマスターピース「2100」の最高峰モデルだ。 高級時計に匹敵するケース仕上げを取り入れつつ、スマートフォンと連動させることで機能はあえて絞り込み、ダイアルの表示は時分秒針とインジケーターのみ。いい意味でG-SHOCKらしくない、普通に使える高級時計に仕上がっている。 この時計はG-SHOCKの歴史を未来へとつなぐ存在。G-SHOCKと青春を過ごしたすべての人におすすめしたい。 文=篠田哲生 (ENGINE2024年12月号)
ENGINE編集部
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