留学生6人、電車賃浮かせようと何度も不正乗車か
電車賃を浮かせるため不正乗車を繰り返したとして、京都府警田辺署は17日、いずれもネパール国籍で奈良県橿原市に住む18~23歳の留学生の男6人を鉄道営業法違反の疑いで地検に書類送検した。
発表では、6人は10月4日、切符を通さずに改札を通り抜けるなどし、同市と京都府京田辺市を結ぶ私鉄に不正乗車した疑い。いずれも容疑を認めているという。
6人は奈良県内の同じ日本語学校に通学しており、アルバイト先から支給される通勤手当を生活費に充てていたとみられる。鉄道会社から「外国人の不正乗車が相次いでいる」との情報を受けた警察官が、警戒中に職務質問して発覚した。 また、同署は17日、切符を持たずに改札を通って京田辺市内の駅構内に立ち入ったとして、別のネパール国籍の留学生の女(20)(京都市南区)も軽犯罪法違反容疑で地検に書類送検した。