広島空港で技能実習生を乗せ白タク行為 ベトナム国籍の男を逮捕 広島東署
ベトナム人技能実習生を乗せて無許可のタクシー営業(白タク行為)をしたとして、広島県警広島東署は14日、ベトナム国籍の広島県府中町の農業男(42)を道路運送法違反(有償運送)の疑いで逮捕した。 【写真】広島東署 逮捕容疑は10月17日午後2時15分ごろ、同県三原市の広島空港付近の路上で、ベトナムから到着した20~30代の技能実習生の女性7人をワゴン車に乗せ、島根県出雲市内の実習先まで6万円で運送した疑い。 同署によると、この日、空港で警戒中の警察官が大人数でワゴン車に乗り込むのを目撃。その後の捜査で容疑が浮上した。車は男の妻名義だった。男は「ベトナム人実習生を搬送したが、お金をもらって搬送したというのは違います」と容疑を否認しているという。同署は女性7人とは面識がなかったとみて、実習生を乗せた経緯などを詳しく調べる。
中国新聞社